「我が子の特性は?強みは?」なんて気にしてしまうのが、親というものでしょう。そりゃ、僕だって娘が「他の子よりどこが優れているのか?」が気にならないわけはありません。
しかし、ただ、このような仕事柄でくる心の姿勢があります。
我が子の特性や強みについて、のんびりと構えていられるのです。専門家のところに通ったら、近いうちに「必ず見つかる」とか、ましてや明日明後日に「見つけたい」なんて浅ましい望みはありません。
ぼんやりしたまま手探りで進めば良いのです。10年先に何かが「ある」と信じられるのです。

今自分が娘としていることは、興味関心があることに関して、時間と体力が許す限り徹底的につきあう。
だから今朝も、アシダカクモさんの観察とリリースに付き合いました。パックマンを使っての数遊び(昨夜は第三言語に興味を持ってくれたので、早速「un deux trois」を教えました。six(シックスと読まないで、シスと読んでくださいね)まで言えるようになりました。

夫婦が暗黙の了解でしていることは、「触れる&遊ぶ」。この点で三浦半島、中でも田舎度では抜群の三浦市は、都内の環境よりも数段、発達障害の子どもと家族には「良い」環境です。
だって、砂浜に拾った棒を突き立て、オンステージができてしまうような場所ですから、三浦は。

そんな三浦でもこども禅大学が開かれます。
昨日は建長寺派の福泉寺の鈴木和尚と、三浦市議の石崎さん、そして理事の吉元さんと陰に陽に支援しえてくださるお母さん代表の5名で打ち合わせでした。

「土と水と空気!」が「ある」ということが、今や貴重なことになっていますね。三浦でのこども禅大学は、土と水と空気を存分に活用する場所になります。
そしてヤマユリに心踊りました。
ちょっと遠いですが、三浦にも遊びにきてくださいね。
