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「決断」について 01

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とある目的があって、ここ二週間「決断本(決断をテーマにした本)」を渉猟している。

誰にとってもかどうかわからない。が、僕にとって、視点が思索の要点でもあり起点でもある。

そこで、いろんな視点を「決断本」から頂いている。

その視点から、著者は意見を披露する。

拍手したくなる意見もあれば、蹴飛ばしたくなる意見もある。

例えば……。

「決断=欲しいものを手にいれる・夢を叶える」は、まあ*ソ喰らえと思う。

あるいは……。

「決断をするもの=理性」には、疑問がある。因果関係をはっきりさせ、明晰かつ論理的な決断をしよう!というものだが、「それって決断なのか?」。

あるいは……。

「決断の効果=迷いがなくなる」だが、迷いや葛藤やジレンマによって余分なものが見えてくるんじゃ無い?決断の効果って、そんな余分なものを捨てることなんじゃ無い?と思う。

で、今のところ一番、読了に時間をかけたのが、羽生善治さんの『決断力』だ(一方で、200頁くらいあるのに20分もかからなかった本もあるのは、内緒)。

さて、僕にとっては、本より哲学対話をしてくれるみなさんからの方が学びが多い。

今月の「てらてつ」「かまてつ」ともに、テーマは「決断」。

ちょうど、連休中でもあるし、明日にはどちらかの会場レポートを仕上げましょうか。

てらてつに参加してみませんか?

会場は東京は港区三田の龍源寺さんです。

鎌倉でも、てらてつを開いています。略してかまてつ。

会場は、建長寺塔頭の正統院さんです。