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「チャレンジ」について禅僧に聞く

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「チャレンジ」を「てらてつ」のテーマにしました。一昨年のことですが、それ以降、禅僧たちに「チャレンジってどういうことでしょう?」と聞き続けています。

横須賀満願寺の永井宗直和尚が主催する句会に初参加したこともあります。これも僕にチャレンジの一環でした。

俳句……。みなさん、やっていますか?

自分の頭が抽象的思考を好むことは自覚していたため、そこから抜け出すように句を作ったつもりでしたが……。抜け出そうとすればするほどはまっていくんですね、これまた。まるで底なし沼。

さて、永井和尚にとって……

チャレンジとは恐怖を克服すること

でも、恐怖って人間にとって必要なことなのではないでしょうか?

恐怖を感じるのは人間の本能。それによって、人間は危険をあらかじめ察知し、生命の安全を保持している。

この点、わんこやにゃんことも同じでしょう。でも、人間は脳が発達している。種々様々な感情を作り出すのが、この脳ってやつで……

本能の機能として以上のものを生み出してしまうのが、人間の脳。つまり、事実とはまったく違うものを見てしまい、恐怖を感じてしまいます。

では、そんな恐怖をどのように克服したらよいのでしょう?

克服といっても、脳の機能をストップさせることではない。いわんや、根性論でそれを解決させるようなものではない。たとえば、トライアルのレースに出ていると恐怖を感じることがしばしばある。そこで無理をすると転倒する。コースと対話するような気持ちでバイクを進ませる。丁寧に身体を動かしていく、そうすると、すっと難所を乗り越えられる

たとえば、つるつるに凍った急な坂道。そこをあなたは自転車で登らなければならない。コエーヨ!
そりゃコエーワ!恐怖を感じないことは、もはや命の危険を意味します。

そんなときはどうする?自転車を降りて、ゆっくり、一歩ずつ歩いていきましょう。

坂を登りきったとき、ぼくたちは……

チャレンジ達成!

になるのでしょうね。


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