これまでモンテーニュ師匠の力を借りて人間の不安定さを、カミュ先生の力を借りて不自由を、パスカル師匠や実存の哲学者たちと一緒に不安を、玄侑和尚とは死について、それぞれの大切さを説いてきた自分ですが、改めて「ポジティブ・シンキング」の危うさをまとめた本が出ます。
『私はネガティブなまま幸せになることにした。』

この本、出版社の三笠さんからも「これはいい!」との推しをいただいています。これまでの自分の本の中で最高の出来と考えていまして、本気でベストセラー、つまり10万人には届けたいという気持ちでいます。
「ポジティブ『になる』ことよりネガティブ『である』ことの方が大事」
「ポジティブがあるとするなら、それはネガティブをなくすことではない」
などを、短いコラム形式で誠心誠意読者に伝えています。
見本を読みましたが、その読み易さにものの2時間で集中読破してしまいました。
夢やバランスなどについても誠心誠意、みなさんにメッセージをお贈りしています。

そして5月11日には出版記念パーティーを保土ヶ谷の福聚寺さんで開きます。基調講演として著名や教育者と僧侶が「ネガティブの大事」についてお話くださいますよ!
大竹と信頼する編集さんとの対談も(去年の悲憤慷慨エピソードも漏れるかも)。
午後16時半からです。参加費無料。
ぜひ5月11日に会いましょう!記念の21作目。