ある日、保育園から連絡がありました。「発達障害の診察を受けてみませんか?」。
数日後の診断、園の先生たちの肌感覚に誤りはありません。こうしてこどもは「ASD」だったり「ADHD」だったりの診断を受けます。
その診断での親の反応は様々でしょう。
実際に、発狂寸前になってしまったお母さんを目の当たりにしました。きっと、我が子の未来を憂いての感情爆発だったのです。
一方で、その天授の定めに腹が据わる親もいます。安堵する親もいます。既存のシステムから思う存分に離脱できることを喜びます。そして、その天命に身命を賭す覚悟をします。
不思議なご縁で自分のところには、このような「障害」があるこどもたちが集まってきています。
集団でのペースに合わせることができなかったり。大人でも理解できない趣味を持っていたり。物事の順序にこだわりがあったり、カテゴリー分類が好きだったり。曖昧な表現が嫌いだったりします。
だから、人間関係に諍いが起き、いじめらたりします。あるいは友人はいても学校が嫌いになり不登校になったりします。
なんとまぁ、自分のことを言われているような!
でもそれって、そのまま「学ぶ力」になりますよね?
「こども禅大学」は、様々な「障害(発達障害だけではなく)」を持つこどものお母さんたちに手を差し伸べます。それは、自分の思い込みに気づき、自分で傷つけてしまっている心と、自分で歪ませてしまっている考え方をお手当てし、そしてこどもの学ぶ力、生きる力を自発させます。
この活動は、既存の学習塾のような「明日明後日には効果が出ます」というものではありません。ですから、浸透するまでに相当の時間を要するでしょう。そのために、自分はクラウドファンディングを決意しました。
皆さんのご寄付の支援、拡散の支援が拠り所です。どうぞ、応援よろしくお願いいたします。