未来予測をして「安心」する。しかし度がすぎると、未来が予測できないと不安に苛まれてしまう。
人生楽勝を祈願して必勝メソッドを追い求める。見つけ購入して、ようやく「安心」する。しかしいずれ賞味期限が切れてしまう。するとまた新しいメソッドを追い求める。
でも、本来の「安心」って、そんなもんじゃないですよね?
浄土真宗の大來尚順さんからは「明来暗去」を教えてもらいました。光と闇は二つで一つ。相互に依存するものです。しかし現代人が光(ポジティブ)ばかり崇め奉っていて、暗闇を忘れてしまいます。
でも、生物としての私たちに欠かせないのは暗闇の方です。年がら年中明るい土地には住めないのです。光の反作用で闇ができるのではありません。
闇の中に光が射すのが自然なのです。
ポジティブ・シンキングの抑圧に疲れていませんか?
仕事だって子育てだって、「思い通りにならない」から自由であり、楽しいのです。元気だって「思い通りにならない」から湧いてくるのです。
未来を大切にするのなら、まずは「未来は不可視である」ことを受け入れましょう。計算通りになるなんてことは、ないのです。不可視だからこそ、今すべきことが見えてくるのではないのですか?
クラウドファンディングが残り10日になりました。
挑戦ゴールの約半分に到達しています。最後までどうぞ、応援よろしくお願いいたします。