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「不安に抗うな」アランの思想紹介 5

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ここまで読んでくれたあなたに、今回最後のアランの言葉を贈ろう。

人間には勇気がある。ある人に勇気があったりなかったりするのではなく、本質的に人間には勇気があるのだ。行動することは敢えてやることだ。思考も敢えてやることだ。危険はどこにでもある。そんなことで人間はたじろがない。どんな考えが浮かんでも、それを否定する考えは出てくるものだ。起こりそうなことは際限なく出てくる。不安に取り憑かれれば不安はどんどん出てくる。だが、どんな人間にも勇気がある。行動しよう」

端的に人生とは、自分の人生である。

自分とは、一つの身体を持った人間である。

不安も選択肢も、身の程にあったものになるように心がける。自分の歩幅にふさわしい一歩を、毎日弛まず、続ける。
 

自由とは、自分の歩幅のことだ。

創造とは、弛まぬ歩みから生まれるものだ。

「君は臆病だから」とか、「君は未経験だから」とかいう罠にハマるな。
「自分の勇気を信じろ」。
そんな人間だからこそ、自由にのびのびと生き切ることができる。

東京で哲学教室や作文教室を開いています。
また、思考塾というAI時代を生き抜く子育ての場も設けています。

東京では、港区三田、台東区浅草で開いています。
あなたも哲学対話を楽しみませんか?