お寺で哲学を学び
子どもの思考力・作文力・判断力を鍛える
Kei Ohtake
『超訳モンテーニュ』編訳者
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共悦・共生が思想のテーマです。 思考力・文章力を身につける哲学教室や作文教室、学習塾を東京、横浜、鎌倉などで開催中!
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「好き」から始まる学びを大事に
先月の港区三田龍源寺さんでの作文堂で使ったテキストは「ジャムつきパンとフランシス」でした。 もうジャムパンが好きで好きでたまらない、毎食ジャムパンでもいいと思っちゃうフランシスの話です。 もし娘がこんな偏食になったら、自分、相当焦ります。 叱ってでもちゃんと栄養の取れる食事を作って食べさせるでしょう(ちなみに今夜の夕食は焼きおむすびに豚肉とシメジとこんにゃくの炒め物)。 幸い、娘はこんにゃくもピーマンも食べてくれるのでフランシスのママと同じように悩むことはありません(せめてジャムパンではなくおむすびとかであればなぁ〜)。...
憤っています
はい。 自分、義憤メラメラです。 こども禅大学の燃料は憤りなのです。 今の発達障害の支援状況に。障害時の就労しか考えていない支援者と当事者に。甘ちょろい自立の考えに。かつての発達障害児童の現在の姿に。そしてお母さんたちの悩みに。 憤りは怒りとは違います。 英語で憤りはindignation。angerとは別物です。 さて、そんな憤りをテーマに小田原東学寺の笠和尚とお話。 憤りと怒りにはどんな違いがあると考えますか?...
徳川家康との接点
ベストタイムズのコラムで徳川家康の遺訓を読み解きました。 「人の一生は重荷を負って遠き道を行くが如し。急ぐべからず。不自由を常と思えば不足なし」 今やますます、家康の遺訓が自分にとっての要となっています。 「重荷」のない人生なんてないでしょう。 「不自由」だからこそ不足がないのです。 哲学を学び続けた自分には、家康のこの遺訓は腑に落ちます。そして今、この遺訓が、娘との未来へ向けてともに歩く続けるための激励となっています。 そんなみやこは家康と誕生日が同じ。 そして自分は、家康の故国、三河の出身です。...
戸塚の海蔵院さん
ありがたいことに、私とともに活動してくださる和尚さんたちは、みんな子どもと遊ぶのが上手です。ん?反対か?子どもやお母さんへ目が向いているからこそ、私の活動に共感してくださるのでしょうね〜。 そもそも、子どもなんて「興味ない!」と言う和尚もいらっしゃるわけですし、ね。 写真のシーンになる前に、しっかり打ち合わせを終えていますよ!もちろん! でも娘の興味に付き合ってくださった中村和尚に感謝ですね。 さて海蔵院さんでの会は、僕の著作を使った読書会です。...
「不足」を再定義すると?
こども禅大学に並行して、『鉢の木の本』、着実に順調に進んでいます。 先月6月の19日は青梅の玉泉寺さんで北村和尚に対談取材。 テーマは「不足」です。 辞書には「不足とは、足りないこと。十分でないこと」と意味が書かれていますが、さて、本当にそうでしょうか? 反対に、「十分」ってどんな状態でしょう?「不足がない」ことですか?すると「不足とは、不足がないことがないこと」となってしまいます。 コレ、言葉の定義あるあるですね〜。...
地元の三浦市でも
「我が子の特性は?強みは?」なんて気にしてしまうのが、親というものでしょう。そりゃ、僕だって娘が「他の子よりどこが優れているのか?」が気にならないわけはありません。 しかし、ただ、このような仕事柄でくる心の姿勢があります。我が子の特性や強みについて、のんびりと構えていられるのです。専門家のところに通ったら、近いうちに「必ず見つかる」とか、ましてや明日明後日に「見つけたい」なんて浅ましい望みはありません。 ぼんやりしたまま手探りで進めば良いのです。10年先に何かが「ある」と信じられるのです。...


Profile
プロフィール
大竹 稽 -Kei Ohtake-
思想家、作家。
株式会社禅鯤館 代表取締役
産経子供ニュース編集顧問
1970年愛知県生まれ。
旭丘高校から東京大学理科三類に入学するも、医学に疑問を感じ退学。
その後、私塾を始める。
現場で授かった問題を練磨するために、再び東大に入学し、そこでフランス思想を研究しながら、禅の実践を始める。
てらてつ(お寺で哲学する)を開きながら、共生問題と死の問題に挑んでいる。