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コロナ禍を経た未来とは?(04)

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既得権益。

キトクケンエキ?

ある団体が獲得した利益を伴う権利。法律や習慣によって保証される。

利益を伴う時、人は鬼にも仏になる。村人を苦しめてきた「鬼」は、いずれ「仏」なる。

しかし、既得権益それ自体は変化しない。それを保証する法律や習慣すら、「仮初め」のもの、ただ消滅するだけだ。権利も利益も、そしてそれに依存する人間たちを巻き添えにしながら。

既得権益で拘束された世界では、自然は枯れ果てる。そもそも自然は、人智を超えたエレルギーで満ちている。

コロナ禍は、自然のエネルギーの作用なのか?

だとすると、既得権益なるものを淘汰するための働きかもしれない。

人間という「既得権益」が淘汰される、それが最終局面になる。

コロナ禍はその段階的な作用かもしれない。段階的というのは、自然の慈悲だ。慈悲は利益をもたらさない。慈悲の目は、誕生も生存も破滅も、一切を見ている。そして、慈悲が僕たちにもたらすものは、覚醒だけなのだろう。

『ペスト』を読み解き、ポスト・コロナの人間を学び合う会に参加してみませんか?


未読の方も、熟読済みの方も、対等です。

性別とか、肩書きとか、不要です。

会場は、広尾のお寺、香林院さん。

住職の坐禅指導もあります。l

火曜の夕方、仕事終わりに心と頭をリラックス!

港区三田と鎌倉で、「てらてつ(お寺で哲学)」開いています。
「大竹稽」ホームページから、お問い合せくださいね。
https://kei-ohtake.com/

どなたも、気楽に、遊び心で学び合いましょう。

お申し込みは、大竹稽ホームページまで。