世田谷の龍雲寺細川和尚にお渡してきました。そして
「和尚はネガティブですか?」
と直球を投げてきました。
「人間は根本的にネガティブ。
ネガティブだからこそ挑戦ができる。直前まで努力ができる。ネガティブだからこそ目の前のことを大切にできる。
自分もネガティブ。尊敬できる人たち、きっとネガティブ。
講演でもネガティブ入り。面白くできなかったら?すべったら?
ポジティブになれ!と言われるのもネガティブだから。
ポジティブという線に漸近的に近づいていくネガティブ。でも決してポジティブの線には到達できない。近づいていくことでしょう」
とのお返事をいただきましたよ。
以下、大竹コメントです。
「ポジティブであろう」と「ポジティブである」には大きな違いがあります。
ポジティブ人間、ポジティブシンキングの胡散臭さはこの混同から発生します。
人間は、「ネガティブでありながら、ポジティブであろう」とする存在。
だから、ネガティブのままでいましょう。ネガティブを拒めむ事は自分の首を絞める事ですよ。
ちゃんと息をしましょうね。
2024年5月から「こども禅大学」開講です。
5月11日は、「こども禅大学」の出帆記念を開催します。
同時に拙著『私はネガティブなまま幸せになることにした』出版記念会。
横浜は保土ヶ谷の福聚寺さん午後四時半から。参加費は無料です。
「こども禅大学」ホームページからお申し込みください。